聖なる夜にひとり

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トゥルルルルルル 「はい。」 「あ、ウォン?連絡遅くなってゴメンな~。」 「ゴメンじゃねーよ。パーティー途中で帰るわ、三つ子の面倒見とけだ、ふざけんなよ?」 「いや、本当に申し訳ない!!理由は明日ちゃんと話すから。 メイビー達どんな感じ?今どうしてんの?」 「・・ったく。今日は俺んちでお泊り会だって言ったら、喜んでついてきたぞ。 パーカーが、ちょっと不安そうにしてたけど、今はメリーと一緒に、みんな大人しく寝てる。」 「そっか・・よかった。」 「お前今日帰って来ないのか?」 「うん、今アヤの家に居るんだけど、アヤ熱出しちまって・・ 今日はついててやりたいんだ。」 「わかったよ。しっかり看病してやれよ。・・・病人襲うなよ(ボソッ)。」 「襲うか!!・・ウォン、いつもありがとうな。」 「キショイ。」ブチンッ ツーツーッ切れた。 「ひでーな、あいつ。照れてんのか?」 イレヴンは、アヤのベットまで戻ると、額に乗せたタオルを替えてあげる。 呼吸が荒いな。苦しそうだな・・ 怖いか・・・。もしかして、俺のことでアヤに悩ませてたのかな? ごめんな、アヤ・・・。 image=479369301.jpg
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