33人が本棚に入れています
本棚に追加
12月23日。12:43
高等部3年の教室では、
「イレヴン、お前明日はしっかり決めてこいよ~♪」
アルビオレはイレヴンの背中をバシッと叩き、親友にエールを送る。
「・・・。」シーン
イレヴンは固まったまま、目を合わせようとしない。
「え、まさかお前…。アヤちゃん誘えなかったのか?」
「・・・・・・・うん。」
「うん。じゃねーよ!可愛いな、バカww
あんなに誘うって息巻いてたのに何してんだよ。」
「アル…人生っていうのは、そう上手くは行かねぇもんなんだよ。」
イレヴンは悟った顔でそう言うと、わざとらしくため息をついた。「はー。」
「ウザイ。意味分かんねえから、説明しろって。」
「アヤは家族とクリスマスやるんだって、振られちゃったの。」ぐすっ
「あらま。それは考えてなかったな。
よっし!今年は俺らと一緒に、ドキッ☆野郎だらけのクリスマス残念パーティーで騒ごうぜww」
「げげ!何してんのお前らwwww発案者誰だよ?!」
「言いだしっぺは、Rとイルネスだったかな?。
弟達も連れてこいよ♪」
「超行きたくないけど、暇だから行くわwwwwwどこでやんの??」
「来いこい(笑)場所はな~」
イレヴンは、アルビオレに誘ってもらい、24日は友達同士でパーティーに行くことにした。
最初のコメントを投稿しよう!