月曜日

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チアキは大きい方の銀色の袋のようなものをめくった。 ホースが二本。ワインセラーの壁に繋がっている。計器類やバルブのようなものがホースの先にくっついていた。 「これ…、換気装置じゃないかな?ここにいても、全然苦しくないもの……」 窒息死する心配がなくなった、ということで私達は元いた倉庫の床の上に戻った。 具合の悪そうなウララとサヤカを横にしてあげたいと思ったけど、余計寒いだけだから、せめて押しくらまんじゅうの真ん中に座らせることにした。 それに、ツグミ。 私はチアキを手伝ってぐったりしたツグミをみんなのそばに連れてきた。 チアキはツグミの脈をとると私に向かって首を振り、保健体育の時間に習った心臓マッサージを始めた。
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