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「サヤカさぁ…、今だから言うけど、あんたが一番重たくてウザかったわ」
ルイが吐き捨てた。
「私の言葉が何?そんなもん、今時、『校長先生の朝礼のお話』にだってマニュアル本あんのよ!
ナツが物好きにも、途中で首突っ込んで来なかったら、途中で適当な理由つけてさっさと切っちゃいたかった」
「そんな……!!」
「ぶっちゃけ、最初は大学の推薦枠のため担任受けいいように、内申狙いで引き受けたんだけど。
時間無駄になるばかりでコスパ低すぎだし、ホント無理、って毎日思ってた。
やり切ってえらかったのは私。あんたでもナツでもない」
「ウソ…!ウソだ!ルイはそんな人じゃ……!」
サヤカがうずくまって、わあわあ泣き出した。
私もアイミももう、何をどうフォローしていいかわからない。
ツグミ一人が、
「ちょ…!何か、マジ受けるんですけど!!」
とか言ってゲラゲラ笑っていた。
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