木曜日 #2

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「でも結局、好かれたり必要にされたりするのはナツとかチアキ。 チアキが非常灯を持ってる時からそう思ってたの。物資だったって結局任せてもらえてない!」 「何、それ!」 私は思わず吐き出した。 「物資や非常灯なんて、その時の雰囲気でチアキやアリサが持ってただけじゃない!」 「そう、それ!『その時の雰囲気』…結局は、みんなが最後に誰を必要とするかとか、その証拠みたいに思えたの! 私には絶対任されるってことはなかった! 挙げ句、アリサなんかに感情的でリーダー向きじゃない、って言われるし!クラス委員長は私なのよ!!」 「だ……だって、もう委員長じゃないって、ここで、自分で言わなかった?みんなで決めようって…ルイ…」 アイミが言った。 「そんなの建て前に決まってるじゃない!あんた、バカじゃないの!?」
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