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「ルイならやりそう。
『私はいいよ』『みんなで決めよう』とか言いながら、結局自分が女王様じゃないと気が済まないの。
ツグミがいたから、あんま目立たなかったけど」
話を聞き終えたウララが嬉々として言った。
「ルイ、指定校推薦枠にチアキとナツが入ったせいで第三志望にしか入れなかった、って陰でずっとネチネチ言ってたの」
サヤカが少し考えてから、思い切ったように話し出した。
「ええっ、そんなの、一般入試で頑張って入ればよかっただけじゃない!また他人のせい!?」
手紙のニュアンスまではサヤカ達には伏せたけど、アイミはまだ怒っていた。
「……流すようにはしてたけど……聞くに耐えなかった。ナツに黙ってて、ゴメン」
……そんな話、今さら聞きたくなかった。
それに二人ともさっきまでルイの死に動揺して私の事、責めてたのに。
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