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「違う!ナツなら助けてくれる!!
昔、一人ぼっちだった私に声をかけてくれたみたいに!!ね、そうでしょ?アリサのノートかルイの手紙に何か逃げる手がかりが……」
「なかったよ!そんなもの。
それでもみんな…たとえ、結果が同じだったとしても、みんなで最後まで信じて頑張りたかった…友達として」
「ナツ!!ねぇ、ねぇ、見捨てないよね、私……私のこと…」
サヤカが必死でボートを漕いでこちらに来ようとしていた。
私は喉から血を吐きそうな勢いで叫んだ。
「イヤだ!!サヤカなんか、大嫌い!!」
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