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時は過ぎて昼休み―
「死ぬかと思った」
「四階から落ちて無傷でいる奴の台詞じゃねぇよ、蒼」
「志士君も言えないけどね」
俺の席には志士と粉白先輩が集まっていた。
志士達と弁当を食べてながら談笑しているが、今日は一人で食べるつもりだった。
理由は神道を呼んでいることでこいつらが絡むと絶対めんどくさいことになるからだ。
俺も抵抗したが、押しきられてしまった。
神道が来ることも知られてしまったのだ。
ちなみに俺の席は窓際の一番後ろだ。
「……失礼します」
その声は聞こえなかったが、ドアを開く音でドアの方向を見るとそこにはきっちり身だしなみをした神道が立っていた。
「ここだ!ここ!」
志士が何故か手を振って神道を呼ぶ。
神道は苦笑い的な表情を浮かべるが、俺を見るなりその表情が笑顔になる。
「こんにちは」
志士と先輩に挨拶をすると、美少女に限って優しい志士が用意した椅子に座った。
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