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「ちょ、強引って、私が!?」
更にフォンに詰め寄るレミリア、その顔は心外とばかりに先程よりももっと赤くなっている
そのレミリアに対し彼は
「事実だろう?
というかレミィ、近い」
「ちょっと、フォン!?」
不思議そうにそう返してレミリアを押しやって「なぁ?」と再びキーアに同意を求めると、キーアは無言で頷くだけだったが、その瞳はレミリアに向けられ「違うの?」と純粋な感情を宿しながらただ見詰めていた。
「な、キーアまで!?
…あ、あんた達兄妹はぁぁあああああっ!!」
キーアにすらそう思われていた事にショックだったのか、顔を真っ赤にしながらフォンの背中を叩き始めるレミリアに、フォンもキーアも笑いを堪えきれずについ噴き出してしまう
それに耐えられなかったレミリアは、短い紅の光槍を出現させ投擲の構えをし、流石に不味いと感じたフォンは慌てて謝り倒す、レミィも、その必死に謝るフォンに気をよくし、槍を消し去ると、高らかに笑いだす
そしてキーアはというと、槍が出た瞬間に彼女から離れて物陰から様子を伺っていた。
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