あなたとの思い出

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「お母さ~ん!まだ?」 「もうチョットで終わるから。お父さんにおはよう言った?」 「あっ!まだ!」 「早くすませてきなさ~い」 「は~いッ!」 パタパタと走り、翔は、彼の写真の前に座った。  「お父さん、俺ね、小学校1年生になったよ!お友達いっぱい作るから天国で見ててください!」 そんな息子をみて、私は微笑んだ。  修、見てくれてますか? あなたが残してくれた、かげがえのない大切な愛があたしの生きる希望として今も輝いてるよ。
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