君のためなら

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愛しいなんていい慣れてないけど 愛があるから生きたい* ――――――――――――――― 休日は修の家で過ごすことが多かった。 今、私は修の部屋で二人、音楽を聞きながら、雑誌を見ていた。こんな時間が大好きだった。 「げほッ、こほッ、あ”ー。ダルい」 「風邪?」 かすかに、反応をしめし、雑誌から眼をはなす。 あたしは心配した様子で修の顔を覗き込んだ。 最近修は咳き込むことが多い。 「さぁ~喉がいてぇ」
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