第1話

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これは夢か? 夢なのだな? でなければ、こんな屋敷みたいな家にいるはずがない。 つい先程まで私は撮影をしていた。 撮影をして、ちょっと疲れたからソファで横になってちょっと目をつぶって、はい、開けたら目の前に広がっていたのがコレ。 「知らなんで入ってきたのか? ここは殿の部屋だが、お嬢さん。 何故、殿の部屋で寝ている?」 殿? 殿?との? 殿様? お代官様? お主も悪よのぅ? 頭の中で歴史に疎いなりに考えてみたが、こんなものか? 「お殿様の妾なんですよ、私」 夢なのか、ドッキリなのかよくわからないがノッてみた。 そしたらきっと次は… 「なんとっ???殿に妾だと?? 頭の硬いあの殿に…妾??」
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