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須藤ミサキはお腹を擦っていた…
私に宿った命…
子供を産むか降ろすかは彼女の意志かもしれないが、
親の身勝手な意思によって殺されてしまった子供はいたたまれないだろう。
親の意思によって子供は生まれるか殺されるか…その選択を子供は決めることはできない…
ミサキは子供を産むことを決意した。
ミサキに夫がいなかった。
ミサキが身ごもっていく事に、夫との仲は不仲になっていく。
ミサキは一人で子供を育てることになる…
生活的には困ることになるかもしれないが、
頑張って働こうとミサキは心に誓った。
子供には楽をさせることはできないかもしれないが、
それでも産まないよりは…
ミサキはシングルマザーになることを誓ったのは、
お腹の中の子供が6か月になった頃だ。
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