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ミキコは学校でいじめられていた…
ミキコはミキコをいじめてくる生徒を恨んでいた。
そしてその取り巻きも見て見ぬふりをする回りの生徒も
先生も。
ミキコは学校が嫌いだった。
学校には行きたくない…
しかし学校に行かせてくれないほど
ミキコの両親は甘やかしてくれなかった。
ミキコの両親は厳格な人だった。
また、ミキコ自信も学校へ行かずに他にやりたいことがあるわけではなかった。
学校へ行きたくはないが、行かないわけにはいかない…
そんな毎日だった。
そんなある日、ミキコが学校の焼却炉の付近で不思議な小さい人形を目撃する
かわいい
というよりは何か不思議な感じだった。
ミキコは特別にかわいいものが好きというわけではなかったが、
なぜかそのアクセサリに魅了されてしまう。
これをケータイのストラップにしよう。
ミキコはそう思った。
その夜
ミキコは夢を見た。
焼却炉で拾った人形が夢の中に出てくる…
ミキコはそのことが気になってしまい
放課後焼却炉へ向かう
そこへ一人の老人がいた
何か探してものをしている
ミキコは近づく
その老人はケータイにつけた小さな人形を見つめ話しかけてくる
その人形は…
え…これはそこの焼却炉近くで拾ったものなのです
これは失礼 その人形は私のものでして…とても大切なものなんじゃ
ごめんなさい それではお返ししたほうがいいですよね
うむ…
そういってその老人は考え込む
お嬢さん 今何かお困りのことはありますかな?
え?まあ…
ここで会ったのも何かの縁じゃ その人形を貴女にあげましょう
え…ありがとうございます
代わりに何か貴女のお困りのことをお伝えいただけないか?
それをわしが叶えてしんぜよう
は…はぁ…それでは
うむ 何かな?
私の嫌いな相手が居なくなって欲しいんです
うむ 了解した
その日の夜…
人形の夢を見る…
そしてあの老人のことを思い出す
翌日学校へ行く
寝過ごしてしまい遅い時間になる…
クラスへ到着するが、クラスの中が暗い雰囲気になってる
どうしたのだろう…
先生が到着し口を開いた
死んだ…
え?
私を虐めてきた相手が亡くなったのだという
昨日の夜 家に暴漢が入り、暴行を受けなくなったのだという
まさか…あの老人が…あの人形が願いを叶えてくれたのだろうか。
その日の夜…
はっ!
またうなされて起きる
通学時間だ
学校に行ったが特に楽しいことはない…
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