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直ぐに謝ろうと反省して、スマホを取り出した。
だけど、なんて連絡したら良いか優芽には解らない。
24、25日が休めないのは事実だから。
だって、ケーキ屋だもん。
パティシェとして働いてる時点で、これからも優芽には、クリスマスに過ごす甘い恋人時間は無い。
解ってくれているから、1度も不満を溢された事が無いと優芽は思っていたのだ。
いつもなら、25日にケーキを持って帰ったら部屋に剛太が待っていて、心も身体も温めてくれる。
もしかして、今年は無いの……
「お待たせいたしました~チキンドリアと生姜焼き定食ですぅ」
青ざめて怯える優芽の前に熱々の料理がドカッと豪勢に置かれていた。
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