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―――…
「えっ、」
大学のいつものカフェテラス。
この場所で、亜里沙と私を含む仲良し４人組がお茶をするのが日課のある日。
珍しく亜里沙の機嫌が悪いと思ったら、ある言葉を口にしたのだった。
「亜里沙、もう一度言ってもらえるかな？」
彼女の言葉に、私は飲んでいたアイスラテを噴き出しそうになってしまう。
……私と亜里沙を取り囲むように座っているのは、同じく大学で仲良くなった理乃（リノ）と絵美（エミ）。
理乃はものすごく小さくて童顔の女の子。
とても大学生には見えない。
そんな理乃は、小、中、高、と亜里沙と一緒みたいで、金魚の糞のようにいつも亜里沙にくっ付いている。
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