真由子、瞬とのカクテル

11/13
前へ
/31ページ
次へ
中学生じゃあるまいし、こんな協力を頼むなんて。 でも瞬君の役割は、どうしても必要。 何か手を打たなくちゃ、今の状況を打破できないから。 「瞬君は、どうして彼女いないの? モテそうなのに」 私は恥ずかしさを誤魔化したくて話題を変えた。 「モテないよ。モテるのは、いつも恭介みたいな人。でしょ?」 瞬君に笑顔で言い返され、私は言葉に詰まり気味。 「で、でも、私は恭介君だけど、瞬君の方がイイって思う女の子も多い筈よ」
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

95人が本棚に入れています
本棚に追加