真由子、瞬とのカクテル

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私はボーッと酔った状態で、瞬君に甘え始めていた。 「瞬くーん。マジで今日は辛かったよぉ」 「分かるよ。恭介を好きになるの、止めちゃえば?」 「無理ー! 好きな気持ちは止められないんだもん」 「恭介のどこがいいの? 顔?」 「うん。あとは何だろ……雰囲気って言うか、全部好きって言うか……。それとキスも」 「えっ?」 瞬君が驚いた顔をしたので、私はハッと我に返る。
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