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「僕に? どんなこと?」
「まだ恭介君を諦められないから、私に協力して欲しいの」
「協力って何をすればいいの?」
「今度六人で集まったときは、瞬君がエリナに接近して欲しい。帰りも瞬君がエリナを送って欲しいの」
「僕にそこまでできるかな。エリナちゃんに拒否されるかもしれないし」
瞬君は首を傾けて困っている様子。
私は両手を合わせて懇願する。
「一生のお願い! 瞬君がエリナとツーショットになれば、恭介君は私のところへ来ると思うの!」
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