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「待った?」
雅紀君の正面に座りながら、私は訊いた。
「ううん。あっ、お腹空いてるでしょ?」
「まだ大丈夫よ。雅紀君は空いてるの?」
「俺は全然。今日は定休日だから昼飯も遅かったし。でも真由子ちゃんは仕事してたから、空いてると思って」
「ありがとう。とりあえず飲み物だけでいいわ」
話の内容が分からないし、どのくらいの時間になるのか見当つかない。
1時間以内で済む話なら、飲み物だけで充分だ。
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