エリナ、瞬との夜空-2

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瞬君の腕の中で、気持ちが昂ぶるのを感じる。 嬉しい……。 感動に近い歓びだった。 瞬君の方からも私を抱きしめてくれたことが。 私の目から涙が流れて頬を伝う。 元彼に対する赦し、過去の自分との決別、瞬君に対する想い……。 様々な感情が入り混じり泣けてきたのだ。 濡れた頬を拭いたくても、抱きしめられたまま動けずにいた。
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