エリナ、瞬との夜空-2

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瞬君は少年のように無邪気な笑顔を見せた。 「起こせなかったら、ごめんね。私も一緒に眠っちゃうかもしれないし」 「じゃあ一緒に眠ろう。おいで」 瞬君は私の肩を引き寄せ、そのまま二人一緒に寝転んだ。 私の視界に夜空が広がる。 瞬君の腕枕で、瞬君と一緒に見ている夜空。 少しでも二人が近づくように、私は瞬君の方に首を傾けた。
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