エリナ、瞬との夜空-2
9/23
読書設定
目次
前へ
/
23ページ
次へ
私は瞬君と目を合わさないように、前を向いたまま話し続ける。 「負けちゃったけど、彼の望みはきいたの」 「そうなんだ」 「負けて落ち込んでる姿を見たら可哀相になっちゃって。少しでも元気になって欲しかったから」 「優しいね」 「優しいとかじゃなくて、好きだったから。私も望んでたことなのよ」 「うん」 瞬君は短い返事をするだけで、問いかけてこない。 彼が私に望んだ内容を察したのかもしれない。
/
23ページ
最初のコメントを投稿しよう!
51人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
12(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!