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二人の呆然とした様子を見て、私は初めて自分が何をやらかしたか理解した。
ヤバイ……どうしよう……
沸騰した感情の勢いに任せて、とんでもないこと言っちゃった。
告白まで、しちゃったよ……。
どのくらいの時間、沈黙は続いたのだろう。
1分にも満たないのかもしれないが、私にはとても長く感じられた。
最初に口を開いたのは真由子。
「私、いったん席はずすから。佳代と雅紀君で、ゆっくり話して。瞬君やエリナちゃんが来たら、私もまた戻るわ」
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