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私たちはジュースを飲みながら、またもや黙りがちだ。
「お料理、いったん引っ込める? ほとんど手を付けてない物もあるし。瞬君たちが来たら出せるように」
「大丈夫だよ。瞬君たちの分は用意してあるから。気を遣ってくれて、ありがとう」
「そっか。ちゃんと用意してあるんだ。さすがだね」
雅紀君は「そんなことないよ」と返し、照れ臭そうに笑う。
雅紀君の笑顔を見た私は、ちゃんと気持ちを伝えようと思った。
ドキドキしながらも、心は引き締まってくる。
「雅紀君……。さっきは興奮しちゃって、ごめんなさい。でも興奮はしてたけど、言ったことは全部ホントだから。私は本気だから」
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