真由子、恭介との夜明け-2
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「徹夜しちゃったね。恭介君は大丈夫? 眠くない?」 「大丈夫だよ」 恭介君は余裕の笑顔で言ったあと、少し驚いた顔になって言葉を続ける。 「もしかして初めてかも」 「何が?」 「俺が女の子と朝までいて、手を出さなかったなんて」 恭介君は自分でも感心したように首を捻っていたが、私は恭介君の背中を叩く。 「バカ! やっぱチャラい!」
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