side可愛
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グッと息を飲んで覚悟を決めたように、その胸にそっと寄り添った。 すると優しく抱き締めたかと思うと、それは軽々と抱き上げた。 「わっ、樹利さん、本当に運ぶんですか?ダメです、私重いから」 仰天しながら慌ててそう言うと、 「可愛を運べないほど貧弱じゃないから」 と笑いながら軽々と運び、 気が付くと、 寝室のベッドに寝かされていた。
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