side可愛

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笑いながら、不思議に感じていた。 この私が大好きな憧れの人とベッドの上にいながら、こんな風に自然に笑えるなんて。 ……やっぱり樹利さんは凄い人だな。 改めてそんなことを思っていると、視線を感じ顔を上げると、 樹利さんがジッとこちらを見ていた。 その視線にまた鼓動が強くなる。 「……可愛の笑ってる姿を見るのが、すごく好きだよ。カワイイな」 漏らすように告げた彼に、恥ずかしさに俯いた。 すると樹利さんはそんな私の頬に手を触れ、 甘いキスを落とした。
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