side樹利

9/16

23417人が本棚に入れています
本棚に追加
/500ページ
可愛とこうしてベッドに入ってしまえば、理性のすべてが吹っ飛んで、勢いで抱いてしまうのではと自分が心配だったけれど、 嘘のようにそんな乱暴な気持ちにはならなくて。 こうして触れていられることが嬉しくて。 ただ、今は『可愛のすべてにキスしたい』と感じていた。 可愛の身体で、自分の唇が触れていない場所がないというほどに。 この唇で舌で、 可愛の身体のすべてを記憶したい。
/500ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23417人が本棚に入れています
本棚に追加