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「生徒会長…あんたなんて名前?」
いきなりの質問に驚く生徒会長
「俺は………蛹原千晴(さなぎばらちはる)だ…」
「じゃあよろしくな千晴!」
「いきなり呼び捨てかよ…ところでお前はなんて名前なんだ?」
千晴の言葉にドキッとした
そうえば正体とか隠してるから名前とか言えないんだよな…
「名前は言えないんだ」
「そうか……じゃあお前は金鬼(きんき)だ!」
「えっ…なんで?」
俺の頭の上には?マークがたくさんある
「金色の髪の鬼!だからだ…」
俺は思わず笑ってしまう
「ぷっ…あはははっ!!」
「なんで笑う?」
「いや…千晴が以外過ぎたんだよ、生徒会長だからもっと堅苦しいやつだと思っていたら普通に面白かったから」
その言葉を聞いて千晴は顔が赤くなった
「わっ悪かったな!そんな印象で////」
「千晴可愛ぃ~耳赤いよ」
「喧しい!!お前こそなんだ!!もっと変な奴だと思っていたが案外まともじゃあないか」
「あははは…あっ…」
外を見てみると空は暗くなっていた
「やべっ!!」
時計を見ると午後八時三十一分…
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