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「ねーねーロナ~」
「うわ!おめぇどっから入ってきたんだよッ!」
一方で書斎で調べものをしてるロナのとこに来たのだけどん。
失礼ねーん、ちゃんと出入口から入ってきたわよん!
腕ツンツンしただけでそんなに驚かなくてもいいじゃなぁーいプンプン。
「ロナってクリスマスプレゼントで貰ったら嬉しい物とかあるのーん?」
「んぁあ?なんだよヤブからボウに。」
「あ、勿論ロナのプレゼントじゃないわよん?今年は落ち着いてクリスマスを迎えられそうなんだし、ジミー先生に素敵な贈り物をしてあげたいのーん!」
脳内にプレゼントを受け取った時の嬉しそうなジミー先生の様子を思い浮かべる至福のビジョンに、横から嫌味っぽ~いロナの声がしてくるのん。
「ははーん…。どーせ“何でも嬉しい”とか“気持ちだけでいい”とか言われて何あげたらいいか分からねぇから、俺様に助言を求めて来たんだろ。」
「その通りよん!ディスられてもラズベリーは怒って帰ったりしませーん、残念でしたーん。」
「……チッ。」
小さく舌打ちしてるの聞こえてるのよん!
まぁでも開いていた書物を閉じてくれたって事は、少しは考えてくれるみたいねん。
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