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「しっかしんな事言われても…俺様だって正直クリスマスプレゼントとか気持ちだけで十分っつーもんだぜ?」
「えーロナまでそんな事言うの~ん?あるでしょーん、ヴィオちゃんの夜這いイベントとか~ん。」
「…………。」
「…ロナ、今想像したでしょん。」
「なッ、し、してねーよッ!!」
眉吊り上げて拳作って右足まで前に出しちゃって、すっごい剣幕で怒ってるけどん…顔が真っ赤だからぜーんぜん怖くないわよん。
「ンフフ、もーすっかりチョロナになっちゃったんだから~ん。」
「んぁ!?チョロナたぁどーいうことだラズ!」
「ちょろいロナ、チョロナ。いやーん!今年の流行語大賞ー!」
「勝手に流行させんなッ!!」
「で、他に欲しい物はないの~ん?」
「…~~ッ、ジミーの事だ!こういう本とかで良いんじゃねぇの!?」
「本?」
あらん、ロナにしては意外と真面目な意見。
思わず目を丸くして聞き返しちゃったわん。
「そうだ。あいつ空いてる時間によく読書してんだろ?流行ってる本とかどうとか、そういうので良いんじゃねぇの。」
「本かぁ…」
確かにジミー先生ったら難しそうな本をよく読んでるものねん。
前に聞いた本は…色彩とつくるがなんとかの年って本だったよーなぁ…
いやーん、ラズベリー難しいのわかんなぁい
「あ、いっけなーい!ヴィオちゃんにお使い頼まれてるんだったわん!ありがとねんロナ!参考にするわーん。」
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