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「じゃあ質問を変えるわ。この世界が滅亡するとして、あなたはどうする?」
「これまた急な」
「ほらいいから。ほらほら」
そう急かさなくてもいいだろう。また真面目に考え、答える。至極無難で、誰もが思いつくだろう答えを。
「彼女と過ごすかな」
「あ、そこはお姉ちゃんじゃないのね」
「絶対に嫌だ。僕はシスコンじゃない」
「残念、私はブラコンよ」
「・・・・・一人暮らししようかな」
「わー、嘘、嘘だってば!!」
まぁ嘘だっていうのは分かる。ただこうやってオカルト話に付き合う人がいなくなってしまうのが困るのだろう。
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