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この地球に人類はどんどん増えている。もう本が一杯で入らない本棚に、無理矢理本を押し込もうとするように。
しかしそれでは、中の本が痛んでしまう。本棚も痛んでしまう。
それを繰り返して、繰り返して、繰り返して。
そのうち痛んでいることすら忘れてしまう。
その本来の価値に気付けなくなってしまう。
「・・・・・」
ふと、興味が湧いた。姉さんの質問を彼女にしたら、一体なんて答えるのだろうかと。
一度湧いた好奇心は収まることを知らない。
次の瞬間には口にしていた。
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