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嗚呼、いつも私は後で後悔するタイプだけど、本当に今回はやってしまったかもしれない…。
人生は後悔の連続ってどこで聞いた言葉だっけ?
いや、今はそんなことどうだっていい。
とりあえず、私の目の前に広がってる光景はどう考えったっておかしい。
いや、もはやあり得ない域に達している。
私は歴史小説が大好きだけど、あれは史実に基づいたフィクションであって……ってあれ、それってつまりは真実も混じってるってこと?
「お前………何故、ここにいる?」
そんなこと聞かれたって分からない。
もう、そんな事どうだっていい。
今は頭がクラクラして、何にも考えられ…ないーーーーーーー。
「っ!?おいっ、大丈夫かっ!!」
私の身体は大きく傾き、男の人の声を耳にしながら意識を手放した。
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