コレクション

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俺は人狼だ。今王から逃げている コレクションにされていい気になるわけなく逃亡を繰り返している逃亡は計20回 でも、いつも捕まる 今日こそは捕まらないと意気込み逃げる 「見つけた」 と呟く王の声 逃げようとするが体が動かない 「無駄だよ。魔法で動けなくしたからルキ戻ろうか?」 優しく微笑み頬を撫でられながら言う王 ルキと言うのは王がつけた名で俺自身には名前はない 「嫌だ」 と言うと頬を叩かれる 「逃げ切れたとしても君の毛の色は目立って狩りもまともに出来ず死ぬんだ。それなら私のコレクションになって生きた方がいいと思うけど?」 「コレクションになるぐらいなら死んだ方がましだ」 と言うと王は無表情で俺を見おろし何かを小さく呟く 俺は急な眠気が襲い寝てしまった
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