魔王と王

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部屋には必要最低限のものしかない 「お前はここから私の許可なく出ることは許さない」 「わかった」 「あと私には敬語をつかい龍牙様とよべ」 「わかりました」 悔しそうにしながら言う魔王 「お前の名前は?」 「リオンです」 「そうか、リオン。私の言うことは絶対だ。破ったらどうなるかわかるな?」 と言うと笑みを浮かべ出ていった 俺は戦争にまけて拒否権は失った ただ、人間の王の妻と言う名の人形になるだけ 悔しさから涙が流れる だけどこれしか国民を守ることができないから俺は人間の王の人形になる道を選んだ
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