第2話
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『当たりです~!』 ケーキの真ん中に一等の当たりと書かれた紙がカプセルに入っていた。 『温泉旅行だね』 『はい、これは岡田さんの』 『違うよ、雫ちゃんの当たりだよ、好きな人と行って』 『いえ、私は…』 好きな人は岡田さんなのに…。 『どうした?嬉しくないの?』
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