嘘つきにもクリスマスは来たようです
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シガレットをくわえ、先端に火を灯し、揺れる紫煙をぼんやり眺める。 ゆったり1秒。 吐き出された煙は白く、空に浮かぶ入道雲に溶けていった。 暑い。 ちらりと、背後の更衣室に目をやった。 閉ざされた戸に、青いカーテン。 足元を見れば、靴が何足か。 中に入れば、冷房が心地よく体を冷やしてくれるのだろうが、入ろうとは思わない。 やはり、なんというか、僕は人が苦手だ。
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