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「あの、お名前は」
「優羽」
「だけですか?」
「あぁ」
名字は別にいいよな?
「あ、私はアリサ=カレントです。父はダリウスです」
ん?もしかしてあの赤い神機使いか?
「アリサか、良い名前だな」
「ハイ、今は亡き母が付けてくれた名前ですから」
あらら、予想内過ぎてビックリ
「なら、もっと大事にしないとな」
「ハイ、唐突で申し訳無いのですがここのギルドに入ってくれま「お父さんは認めませんよーー!!!」」
どっか湧いた、エロオヤジ
「お父さん、そろそろ人員を増やさないと負けますよ?物量的に」
「ふん!そんな青臭い餓鬼に頼るぐらいなら店仕舞いした方が――」
急にアリサの雰囲気が変わった
「ざっけんなよ!クソ親父!!!」
「嘘です調子乗ってました!!!!」
切れたアリサが壁を拳一つで壊し、ソレをみたダリウスは土下座した
「それで、優羽は入ります?」
「あ、ハイ、是が非でも、願ったり叶ったりです」
何だろうか、今、アリサの申し出を断ったら肉体的に死にそう
「親父、魔力測定器持って来い。あぁ、後、優羽」
「は、ハイ!」
「アタシ、日頃からさっきみたいに猫被ってるから外でよけいな事言って面倒な事になったら殺すぞ」
「い、イエッサー」
ふえぇ、こえー
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