2013.12

2/8
前へ
/368ページ
次へ
26th 雨の降る音が部屋に響く朝、白く息を吐き出したのは雷電だった。 思い瞼をこじ開け、枕元に置いていたスマートフォンを開く。 通知がないことを確認すると、ゆっくりと立ち上がった。 リビングのエレキギターを軽く弄りながら…… ゆ「何言ってんだよ」 あ「黄昏てましたね」 ゆ「馬鹿じゃねぇのか?」 き「ユズ、言い過ぎだよ」 ゆ「雷電、あれらしいぞ。最近忙しくて小説を更新しない間に、文章が書けなくなったらしいぞ」 あ「え!? じゃあ姉御の勇姿を!?」 ゆ「それだけじゃなくて、お前の存在も危ういぞ」
/368ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加