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店の支度をしていても、営業中も香織が頭から離れない
思い出す度に身体にまで変化が起きてしまう
もう身がもたない、三日目には茜を抱いていた。頭で別の事を考えながら…
酷い男なのだろうか
感じないわけでは無い、何かが違う
薄い茂みの奥に舌を滑らせる
「もう、感じちゃうよ」
そう言う茜の反応と香織の反応をどうしても重ねて考えてしまう
強く舌をさし込んで、その少し上の敏感な部分を唇で刺激した
「お願い、来て…」
彼女を言葉で責める事はしない。それは何故だか私にもわからない
香織との行為が快楽を、快感を追及するものであるなら、茜とのそれは、良好なコミュニケーションを図る為のものなのかも知れなかった
準備の出来た狭い場所へゆっくりと突き立てる
茜の苦悶の表情は、劣情をかきたてるには充分に刺激的だ
反応を確かめながら同じ波を追いかける
その瞬間を合わせるのは意外に難しい
頭の中で香織との行為を思い出す。波など考える必要もなかった、どの瞬間でも絶え間ない波の中にいたからだ
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