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この繋がりが捨てられる気がしない。欲望のはけ口ではない、かけがえの無いものだとすら思えてしまう
それとは別に、茜やいずれ誕生するであろう小さな命も同じように大切なのだ
どちらかを選ばなければいけないとすれば、それは勿論家族なのだろう
けれど、それはこの引きつけられずにいられない感覚を味わっていなければ簡単な事なのだろう
後悔するのは、香織と出会ってしまった事。それだけなのだ
愛しているのかと聞かれれば、茜にも香織にもそうした感情があるのかどうかすらわからない
私は愛がわからないのかも知れない
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