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毎日が過ぎてゆく、茜との式も当然の様に近づいてくる
「ねえ、式の日お店はどうするの?」
「土曜日だし、開けるつもりだけど」
不満そうな茜、当然か。新婚旅行すらない、その事には香織の事は関係なかったが、精神的にホッとしていたのも事実だ
「まあ、仕方ないね。パパになるんだし」
そう話す茜を、後ろから抱きしめた
「ねえ…大丈夫なの?」
「ん?何が?」
「最近してないから、大丈夫かなって」
外でしてるとも言えない
「高校生じゃないんだから、我慢できるさ」
「でもさ…こっち来て」
私をソファーに座らせた。目の前に跪き私を上目遣いで見つめる。パジャマ代わりの短パンを下着ごとズリ下げた
「どうしたのさ」
彼女の唇に私自身が飲み込まれる、茜はこうした行為が得意ではない。それにも関わらず、自分からなどという事は初めてだった
不器用に右手を上下させながら、唇と舌で行為を続ける。これで絶頂を迎えるのは難しい、私は動き続ける茜の右手に自分の手を重ねた
そうして、茜の口に絶頂の代償を吐き出した
「ゴメン、苦い…」
そう言いながら、トイレへと歩いていった
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