第4話 個性にトライ!

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「とりあえず」 右手の掌を上に向けて朱鳥の前に出す。 「お前の実力を見せてもらおうか」 少し不敵な笑みを浮かべてそう言った。 「…む?」 朱鳥は首を傾げて、キョトンとしている。 そして俺は、言葉を続ける。 「テストを、見せたまえ」 「!!」 朱鳥は目を大きく見開くと、ヨロヨロと後ろによろめいた。
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