第4話 個性にトライ!

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-------------------------------------------------------- 「―――」 たしかに、声が出なかった。 絶句するとはまさにこのこと。 ただし口は大きく開いていた。 開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。 「―――」 震える俺の手に握られている朱鳥のテスト用紙。 そこに書かれている点数は、二桁のものがなかった。 …いや、二桁以上のものがなかった。
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