終章 [微笑みの楽園] #2

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「どうしました……?」 と、アスト。 「いえ、なんだか自分の名をいったのが、ずいぶん前に言ったような感覚をうけまして…」 「どれくらい前に感じました?」 アストは女性を見上げ、質問した。 「笑わないで下さいね、大袈裟かもしれませんが、千年ぶりに、自分の名を……、本当の名前を言ったような、そんな感じがしまして……」 その女性の言葉に、アストは屈託のない笑顔をみせると、女性も幸せそうに微笑んだ。 〔DragonEarth〕           DEATH OF WITCH        THE,END,
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