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「どうしました……?」
と、アスト。
「いえ、なんだか自分の名をいったのが、ずいぶん前に言ったような感覚をうけまして…」
「どれくらい前に感じました?」
アストは女性を見上げ、質問した。
「笑わないで下さいね、大袈裟かもしれませんが、千年ぶりに、自分の名を……、本当の名前を言ったような、そんな感じがしまして……」
その女性の言葉に、アストは屈託のない笑顔をみせると、女性も幸せそうに微笑んだ。
〔DragonEarth〕
DEATH OF WITCH
THE,END,
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