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「気持ちいー…」
体中が泡だらけ
タオルの感触も心地いいけど、あたしの肌を滑るエストレジャの手はそれ以上に気持ちいい
マッサージ…されてるみたい
「ねぇ…エストレジャ…?」
「はい、何でございましょう」
ボヤッとした頭で話しかける
「クルエルとは何か話した?」
「クルエル…様…とは、どなたですか」
「……あたしのお目付け役…で、お父様の補佐役の従官」
敵意はないみたいだけど、信頼は出来そうにない
そう思った
「そうでございましたか。わたくし、陛下から直接このお役目を仰せつかりましたので…。そのような方がいらっしゃるのですね。後ほどご挨拶に伺います」
「え―――。お父様から?!」
「はい」
勢いよく振り返ると、満面の笑みで答えるエストレジャ
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