{第四章… ダチ…}

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次の日俺は木崎とほとんど話していない。 なんか大声をあげた自分がムカつくから。 木崎も話しかけては来なかった。 そんなこんなで時間は過ぎ昼の授業が始まった。 俺は珍しく授業をうけていた。 でも目がうとうとしていつの間にか寝ていた… 誰かが俺を呼んでいる。 「…くん!矢神くん!」 ぱっと目がさめた。 ふと顔をあげるとそこには木崎が居た。 「木崎?…あれ俺いつから寝てたんだ…?」 すると木崎が 「6校時から寝てたよ。」と言った。 俺は周りを見た。 「あれ?誰も居ねぇ…。」 すると木崎が 「当たり前じゃん!もう五時半なんだから!」 「えっ?五時半?」そう思うとケータイを出し時間を見た。 「ホントだ…。てかなんで木崎は居るんだ?」 すると木崎は 「私は先生に呼び出されてて。」と言った。 俺は「そうか。じゃまっ俺帰るわ。」 すると木崎は「私も帰る!」と言って帰る準備をして俺の方に来た。 すると木崎は誰かの荷物に引っかかり俺の方に倒れてきた。 「マジかよ!」と思い受けとめた。 数秒間沈黙… 「大丈夫か?」と聞くと木崎は顔をあげた。 すると木崎の顔は俺の顔の真ん前に来て今にでもキスできんじゃね?ぐらいの距離だった。 木崎はすばやく後ろに下がり 「大丈夫!」と言った。 俺もなんか照れてしまい横を向いて 「そうか。」と言った。 そのまま昇降口に行った。 俺は下駄箱から靴を取り出してはこうとしていた。 ふと木崎を見ると木崎は足を止め何か言いたそうだった… 木崎は口をひらいた… 「あっ!あの…矢神くん! あの…私と友達になってくれない?」 一瞬告白かと思った… 俺は木崎に近づいてこう言った… 「ばーか… もうダチだよ…。」 そう言って俺は木崎の頭をポンポンとたたいた… 木崎は「うん!」と言って微笑んだ。 とても可愛かった… そして俺たちはダチになった…
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