〔第二章… 会話…〕

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あれから約1ヶ月がたった クラスの男子とも話すし当然それなりに木崎や他の女子とも話す。  木崎と初めて話したきっかけは面白かった(笑)  俺が机で寝てたら女子が話しながら教室に入ってきた。 その中に当然木崎も居た。 そしてたまたま俺はその時足を机の外に出していた。 (周りからしたら邪魔だったんだろうな(笑)) そしてそのたまたま出してた足を木崎は踏んだ。 「イタッ」っと思って目を覚ましたら目の前に木崎が降って来た。 どうやら踏んだことによってバランスを崩したらしい。 木崎は俺の背中に抱きついている。 何秒間無言…女子たちも無言…  とりあえず何か喋らなければと思い木崎に「苦しい…」と言った。 俺は首に腕を回されていたので首が軽くしまっていた。 すると木崎は「ごめんなさい!」と言って俺からはなれた。 女子が話し始めた。 「ごめんね矢神くん!華恋ドジで(ぺこり)」 俺は「別に。俺が足出してたのがわりぃし。」と言った。 そしたら木崎が「前にもこんな事あったよね?」と木崎が聞いてきたから 俺は「うん。入学式の時、クラス探してるときにぶつかった。」と言った。 「だよねぇ(笑)じゃ二度目だね(笑)」 と木崎は笑っていた。 するとさっき謝った女子が 「華恋行くよ。」と周りを気にしながら言った。 俺はすぐわかり「いいよもう大丈夫だから気にしないで!」と言った。 そしたら女子達が木崎の腕をつかんで教室を出た… それが木崎との初めての会話だった。 それから良く木崎とも話したりクラスの男子とも話してる。 たまに「寝る時間減ったなぁ…」と思ったりするけどそれなりに楽しかった。 そんなこんなで入学から1ヶ月たった。 その日は体育があり俺は体育には出る。 スポーツはわりかしら好きで特にバスケが好きだ。 でも体育に出ても体操服などきらず柄がはいったジャージでやっている。 先生も注意してきたが気にしない。 そしてこの日の体育はバスケだった。 チーム分けをしてゲームをした。 なんだかんだで授業は終わり。 次の時間は昼休みだったので俺は教室に戻らずバスケをしていた。 するととある女子が来て俺を体育館倉庫に連れて行った…
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